山形県河北町のスリッパ・草履づくり / since 1955

足もとから、やさしい一日を。

藁草履づくりの技を受け継ぎ、小さな工場で一足ずつ。夏は涼しく、冬はぬくもりのある室内履きを、河北町からお届けします。

商品を見る 河内スリッパの歴史

軽く、さらりと、自然な心地よさ。

色とりどりの河内スリッパ

HISTORY

不易流行

芭蕉が説いた、変わらないものと変わりゆくもの。最上川がつないだこの土地で、河内スリッパが変えてきたものと、変えなかったもの。

最上川が、運んでいた

「五月雨をあつめて早し最上川」——松尾芭蕉が『おくのほそ道』でその急流を詠んだころ、最上川は紅花を運ぶ道でもありました。谷地は舟着き場であり、紅花と青苧の集散地。摘まれた紅花は酒田へ下り、北前船で敦賀へ渡り、琵琶湖と淀川を経て、京・大坂の紅になりました。

江戸後期には、全国の紅花のおよそ半分をこの村山地方が産したといわれます。芭蕉が尾花沢で十一日を過ごした鈴木清風もまた、紅花商人でした。かの地で詠まれた「まゆはきを俤にして紅粉の花」は、『おくのほそ道』に残る紅花の句です。紅花はいまも山形県の花であり、河北町の町の花です。

残雪の山並みを背にゆるやかに流れる最上川

01

藁草履から生まれた町

米生産の副産物である「藁」を利用した農家の草履づくりが、河北町スリッパの起源。1941年(昭和16年)、山形県の草履生産量は日本一を誇っていました。

02

いち早く、スリッパへ

終戦後、履物は足袋から靴下へ、草履・下駄からスリッパ・サンダルへ。1955年(昭和30年)、弊社はいち早くスリッパ製造を開始しました。

03

技術を、いまに伝える

スリッパ生産日本一の礎を築くとともに、長年培った確かな技術と丁寧な仕事で、時代のニーズに合った製品をご提供しています。

「河内スリッパ」の看板を掲げた木造の工場
いまも使い続けている工場と、「河内スリッパ」の看板

変えないもの、変えるもの

芭蕉は晩年、時代を超えて変わらないものと、その時々に移りゆくものは、根のところで一つだと説きました。

藁を編んでいた手は、やがてスリッパを縫い、いまは間伐材からつくられた和紙糸の中敷きを扱っています。素材もかたちも変わりました。変わらないのは、小さな工場で、一足ずつ人の手で仕上げていることです。

和紙のスリッパ「さらりっぱ」草履タイプと前開きタイプ

SARARIPPA

和紙のスリッパ​「さらりっぱ」

間伐材から生まれた和紙糸をパイル状に織り込んだ「和紙マット」を中敷きに使った、夏用のスリッパです。硬めのコシが足裏に心地よく、汗をかきやすい夏でもさらりと快適に過ごせます。

正式名称は SARARIPPA。ロゴとパッケージには短縮形の SARIPPA を使用しています。

和紙マットの中敷き
間伐材を使用した和紙糸を、パイル状にして基布に織り込んでいます。軽く、乾きが早いのが特長です。
前開きと草履、2つのかたち
甲を覆う前開きタイプと、鼻緒の草履タイプ。同じ和紙マットを使った2つのかたちからお選びいただけます。
丸洗いできます
軽い履き心地で、汚れたら丸洗いが可能。素足で過ごす季節にも気持ちよくお使いいただけます。

開発の背景

河北町は、スリッパ生産量日本一を支えてきた産地です。山形県スリッパ工業組合は2017年からギフトショーに出展しており、「さらりっぱ」は2018年10月から翌年3月にかけて開発されました。2020年のギフトショーでは、フランスのショップから引き合いをいただいています。

ギフトショーの出展ブース
商品企画の打ち合わせの様子

PRODUCTS

スリッパ・室内草履の​商品一覧

画像をクリックすると、素材・サイズなどの詳細をご覧いただけます。

GUIDE

スリッパ・草履の​選び方

かたち・素材・サイズの違いを一覧にしました。商品名を選ぶと詳細が開きます。

商品 かたち 素材 サイズ 色 お手入れ
室内用スリッパ い草(畳) M・L 3色 —
室内用草履 い草(畳) S・M・L 3色 —
室内用スリッパ い草(畳) S・M・L 2色 —
室内用スリッパ コーデュロイ S・M・L・LL 8色 —
室内用草履 和紙(間伐材) M・L 3色 丸洗いできます
室内用スリッパ 和紙(間伐材) M・L 3色 丸洗いできます
室内用草履 和紙(間伐材) M・L 4色 —
室内用スリッパ 綿 S・M・L 6色 丸洗いできます

素材について

い草(畳)

イグサ科の植物で、畳表に使われる素材です。吸湿性があり、素足で触れたときのさらりとした感触と、独特の香りが特徴です。

和紙(間伐材)

森林の間伐材から作られた和紙を、細く裁断して撚(よ)った糸です。軽く、乾きが早いのが特徴で、パイル状に織ってマットに用いられます。

コーデュロイ

縦方向に畝(うね)のあるパイル織物です。厚みがあり空気を含むため保温性に優れ、独特の柔らかな手ざわりがあります。

紅花と唐草

紅花はキク科の一年草で、山形県の県花。花から紅色の染料を採り、江戸期には最上川の舟運で上方へ運ばれました。唐草は蔓草が絡み合う姿を文様にしたもので、途切れずに伸びることから繁栄・長寿の象徴とされます。

CRAFTSMANSHIP

小さな工場の、​確かな手仕事

創業者の想い・創業当時のエピソード

米生産の副産物として大量に出る「藁」を利用した農家の草履づくりが河北町スリッパの起源といわれています。1941年(昭和16年)、山形県の草履生産量は日本一を誇っていましたが、終戦後生活様式が急速に変わり、履物も足袋から靴下へ、草履・下駄からスリッパ・サンダル・靴へと変化してきました。1955年(昭和30年)、弊社はいち早くスリッパ製造を開始し、現在のスリッパ生産日本一の礎を築くとともに、その優れた技術を現在に伝えております。

作者の想い、こだわり・地域との関わり

小さな工場で97歳の社長を中心に丈夫で履きやすいスリッパづくりをモットーに製造しております。長年培った確かな技術と丁寧な仕事で、時代のニーズに合った製品をご提供しております。これからも皆様の足元へ、夏は涼しく、冬はぬくもりのあるスリッパをお届けして参ります。

COMPANY

企業概要

会社名
河内スリッパ
創業・設立年
1955年(昭和30年)
業 種
スリッパ製造販売
主要製品
高級スリッパ(室内履用)
住 所
〒999-3511山形県西村山郡河北町谷地字砂田38
代表者
河内秀夫
担当者
岡田かづ子
T E L
0237-73-4048
F A X
0237-73-3754
対応言語
日本語

CONTACT

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